足から観る②
★両足底から手の平(手掌)で下腿部、膝窩部※、大腿部を押圧して行きながら、筋肉の
硬さ柔らかさや冷たさ温かさを感じ取りながら、違和感があればそれも重要な観察ですから
大切にします。

※膝窩部は触れても押さないこと。(治療の時には圧したり揉んだりします)
委中(いちゅう)というツボが真ん中にあります。
膝の痛みを取るのに大変に良いツボです。
押圧するコツはプラスワン(+1)
手の平でお尻の麓まで上がって行きました、ここで終わるのではなくもう一つ上まで
上がり、座骨結節(お尻の所にある骨の部分)まで押圧します。
これは身体すべてにいえる事です。
関節部から、もう一つ上まで押圧することです。
ぜひ、してもらって下さい。心地良さを感じるでしょう。
今回は両足底から始め、手掌で下肢を押圧しました。
どんな感じだったでしょう?
一人だけでは比較できませんから2,3人なさると良いでしょう。
重要な「押圧するコツはプラスワン(+1)」は身についたでしょうか。
実は揉む時も同じことがいえるのです。
揉むことを揉捏(じゅうねつ)といいます。
試しにご自分の指を揉んでみて下さい。
指だけではなく手の甲の骨まで揉んでみて下さい。


もし分からなければ、身近な方になさって確かめて下さい。

揉むコツを教えましょう。
筋肉を捉えて、その筋肉を揉むと意識することです。
大抵の人は何も考えずに揉んでいるだけなのです。
意識するだけで明らかに違うことを実感してみて下さい
ハンドマッサージの時にも利用できますね。
先程押圧した所は経絡でいいますと、膀胱経といいます。
その通り道の一部です。
どんな働き、効果が期待できるのでしょうか?
驚くことに今まで押して頂いた●のついた所、そのツボは脳と関係があります。
もちろん、足や背中や腰の痛みにも効果があります。

実は下肢にも調整点は多く存在します。
すなわち施術する個所です。


次は上向きで見て行きましょう。
足から観る③
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